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おまもりナビ

2025年3月8日 カテゴリー:勉強法お役立ち情報

算数が数学へ変わったとき注意すること

 3月に入りました。さなる個別では3月1日より新学年を迎えます。また、小学6年生は、中学の準備として算数から数学へと予習先行をしていきます。

算数が数学に変わることで一番気をつけたいのが、式を立てることと途中式を省略しないでしっかりと書くことです。小学校の算数では、文章題も含めてそれほど複雑な計算はありません。文章題にしても文章中の数字を使って暗算で解けてしまうものもあります。

ここで気をつけたいのが、算数が得意な子どもです。算数が得意な子の特徴は、とにかく計算が速いことです。与えられた問題をパッと見て、暗算もしくは筆算をしてすぐに答えを出してしまいます。答えを早く出すことは悪いことではないのですが、これが数学になってくるとこれまでのやり方がだんだん通用しなくなります。具体的には、解き方は合っている(知っている)けれど答えが間違っている、というものです。

みなさんお分かりだと思いますが、数学では途中式を省略してしまうと必ずと言っていいほど間違った答えになります。プラスマイナスの計算や、文字式、方程式なども「項」が多くなる計算や分数小数も混じり、より複雑化します。このような場合は、必ず途中式を省略せず、解いていく過程を形として残すようにしましょう。それもできるだけ一行には一つの式を書き、途中式は次の行に「=」を揃え、上の行からどう変形(計算)したかを形にしましょう。

めんどうくさい、ノートがもったいない、という言い訳をする人がいるかもしれません。もともと勉強とはめんどうくさいものです。折角解いた問題が×ばかりだったら勉強自体がいやになってしまいます。満点を取るためにも得意な算数が数学に変わっても是非得意な科目のままにしてください。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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