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おまもりナビ

2025年2月25日 カテゴリー:生活面お役立ち情報

子どもへの期待の良し悪し

 さなる個別の子どもたちは、日々自分のなりたい姿に向けて一生懸命取り組んでいます。テストで100点を取りたい、内申オール5を取りたい、志望校に合格したい、など一人ひとり様々です。その姿を見ると、周囲の大人たちはその実現を期待します。しかし、その期待することも効果につながる期待とそうでない期待があります。

効果につながる期待とは、まず目に見える結果が出ていなくてもあせらずに肯定的に見守ることです。反対に、結果が出ていないことに対して細々と口出しをしてしまうと逆効果です。周囲の大人たちは、ついつい口出しをしたくなる気持ちもわかりますが、そのために子どもはやる気をなくしてしまうようになります。

また、途中過程で褒めてあげることも重要です。褒めてあげることで、しっかりと見ているよ、というサインにもなりますし、子どもは「このやり方でいいんだ」と自信にもつながります。反対に過度に期待値を上げてしまい、褒めるのは禁物です。例えばオリンピック選手や日本代表の選手が、周囲からの期待の重圧に負けてしまって思うような結果を出せない、ということはよくあることです。 また、親の期待通りの結果にならないからといって、怒ったりイラついたりするのも厳禁です。子どもは、自分のやっていることが親は気に入らない、と判断して折角取り組んでいることをやめてしまいます。

子どもたちに期待するときに注意したいのは、結果を求めることをあせらないこと、温かく見守ることです。子どもたちは自分なりに頑張っています。多少時間がかかっても、すぐに結果が変わらなくても、失敗につながってもそれも貴重な経験です。できるだけ失敗はしてほしくはないですが、そこから得られることはたくさんあります。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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