大学入学共通テストまであと100日あまり。高校入試や中学入試も同様です。さなる個別の校舎の中では、各受験までのカウントダウンが始まっています。入試が近づいてくるこの時期になると、様々な不安が受験生から寄せられます。
一番多いのが、このままいけば志望校に合格できるのか、というものです。当たり前の不安でもありますが、将来は未知の世界です。受験に携わっている私も、これで100％絶対合格という保証はありません。受験当日は何が起きるかわからないのです。いきなり大熱が出てしまうかもしれませんし、開始の合図で頭が真っ白になっていまう、という可能性もあります。しかし、志望校合格に少しでも近づくために必要な要素を挙げるならば、2つあると思います。
1つ目は「志望校合格への強い思い」です。志望校合格のためには、自分の好きなことやしたいことを我慢して学習に臨む必要があります。以前にも述べましたが、志望校に入学してしたいことや将来の夢を叶えるために身につけたいことなど、自分のモチベーションアップに繋がるものが強いことです。そのためには、目の前の勉強に打ち込まなければなりません。志望校への思いが強ければ強いほど、やる気も上がり、合格への階段を一歩ずつ上がっていくことができます。
2つ目は「素直さ」です。勉強は誰でも大変です。たくさんの問題を解く、単語や漢字を覚えるなどキリがありません。教師からは志望校合格に必要なやるべきことがたくさん出されます。それを言われた通りにやりきることができるかどうかが重要です。言われたことを素直にやるためには、「ネガティブ3Dワード」はNGです。これも以前にもお話しましたが、成績向上の阻害の要因になるNGワードです。「でも」「だって」「どうせ」の3つの言葉は絶対に言ってはいけません。さらに受験に関しては、もう一つ「M」の言葉がNGです。それは「無理」。自分で自分の限界や伸び代を否定してしまう言葉です。これらの「3D＋M」を言わずに素直に教師の指導に従うのが、志望校合格への最短経路です。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹
