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おまもりナビ

2024年7月20日 カテゴリー:入試関連生活面

夏休みの過ごし方

 間もなく夏休みがやってきます。今年は例年になく、真夏のような暑い日が早い時期からありました。これまで長期休みについては、宿題の取り組み方、休み期間中の計画の立て方などに触れてきました。今回は、受験生の夏休み期間中の家族旅行について述べていきます。

夏休みには、お父さんもお母さんも仕事を休んで連休を取ったり、またはお盆休みの連休中に海や山、田舎のおじいさんおばあさんのもとへ旅行に出かける計画の方も多いと思います。その際受験生を抱える家庭では、今年の夏休みの旅行をどうするか、という話題も出てくると思います。例年通りに旅行に出かけようという家庭もあれば、受験生の夏だから旅行は諦めて、毎日塾の夏期講習に行かせようという家庭もあり様々です。

果たしてどちらの選択が正しいのでしょうか。私の考えは、どちらも正しく、どちらも間違っているということです。どちらも正しい、という理由は、田舎や海山への旅行は、家族みんなが楽しみにしている家族行事です。田舎のおじいちゃんおばあちゃんも楽しみにしていることでしょう。これを中止にしてしまうことは、みんながっかりしてしまいます。また、受験生のとっての夏休みは、天王山です。学校が休みの期間中に苦手単元を克服したり、入試に向け徹底演習をしたり入試の実力をつけるための重要な期間です。ここでしっかりと力をつけておくことで、秋からの受験校の過去問対策や入試問題対策に大きな影響も出ます。ですからどちらの選択も正しいのです。

しかし反対にどちらも間違っている、ということは、それぞれ正しいことの裏返しが間違っている、ということです。家族で旅行に行っている期間中に問題集などを持っていって夜勉強する、といった中途半端な旅行はだめです。また、旅行を止めても、なかなか諦めがつかずに勉強に集中できない、といったこともいけません。つまり、どちらを選択したとしても、それぞれその期間中は、旅行なら徹底的に旅行を楽しみ、旅行が終わったらスッパリと勉強に打ち込むことです。もし旅行を見送ったのであれば、「よし、この期間に集中してライバルに差をつけるぞ!」と気持ちを引き締めて、勉強に向かってください。

どちらを選択したとしても決めたのであれば、あれこれ迷わず、決めたことを貫徹して、後々後悔をしないように過ごしましょう。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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