さなる個別の講師
中学受験がようやく終わりましたが、これから公立高校の受験が2/14(水)、大学受験がピークにと、まだまだ入試は続きます。毎年、この入試の時期は繰り返されるのですが、毎年毎年違った受験になります。それは受験の時期は毎年一緒ですが、その受検をする生徒やそれを後押しする校舎の講師が違うためです。
特にその中でも、さなる個別の講師は、毎年熱心な指導をしてくれています。ただ単に問題を分かりやすく説明する、丁寧に板書をして解説するということは当然です。それ以外にも受験生の精神的な支柱となっているのです。
受験生は、志望校合格に向けて日々一生懸命取り組んでいます。その中で、「このままで合格できるかなあ」「もし合格できなかったらどうしよう」というような不安に誰でも陥ります。そこで、講師は自らの受験経験から様々な角度でアドバイスをしています。「志望校合格に向けては、だれもが不安になること」「どんなに頑張っても不安は絶対になくならないこと」「少しでも不安を解消するには、やるべきことに取り組むこと」「悔いの残らないようにしよう」といったものです。受験に絶対はありませんが、受験生にとっては、大丈夫だよ、という背中を後押ししてくれる一言が欲しいのです。それもいつも身近で教えてくれる講師のお兄さんやお姉さんから、自分の実体験を通して話してくれることは、受験生にとってとても心に響くものです。
不安を抱える生徒には、私自身からも様々な言葉をかけていますが、講師からの一言が、受験生にとってかけがえのない一言になっているのも事実です。そんな講師と一緒に生徒のために頑張ってきたことを誇りに思います。さらに、これまで講師自身が一生懸命教え指導してきた生徒が、第一志望校に合格して喜ぶ姿は、本当に尊いものです。今年も多くの合格の笑顔の花を、校舎の講師全員と分かち合いたいと思います。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹