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2024年1月27日 カテゴリー:中学受験お役立ち情報

答案は学校へのラブレター

中学受験の過去問への取り組みで重要になってくるのが、答案への記入です。過去問の冊子には、実際の答案の縮小版がついていますが、その中でも近年は記述の問題が多くなってきています。主なものとして、漢字の読み書き、文字数指定の記述問題、算数の途中式を書く問題などがあります。特に以下の点に注意が必要です。

①漢字の「止め、はね、はらい」が正しく書けているか

受験校が実施する入試直前の入試問題説明会などでも、よく取り上げられます。およそ半数以上の中学が、「止め、はね、はらい」を厳しく採点し、正しく書けていない場合は減点もしくは0点にするとしています。

②解答が解答欄の中に収まっているか(はみだしたりしていないか)

解答欄についてはある程度余裕を持って大きく枠を取ってあります。その中にしっかりと書かなければ、やはり減点の対象となってしまいます。

③書き抜きの問題は正確に書き抜いているか

文章中の言葉を書き抜く問題では、漢字をひらがなで書くなどをした場合、誤字脱字があった場合などは大多数の中学で不正解や減点となります。

④分数の解答は、既約分数で書かれているか

計算の答えが出た、と油断せずに、最後までしっかりと約分をするところまで注意しましょう。

⑤途中式はわかりやすく書かれているか

途中式=計算の筆算、ではありません。どのようにして解答を考えたのか、途中の過程をしっかりと書きましょう。

私は受験生に「答案は学校へのラブレター」という表現で伝えています。自分が合格してどうしても入学したい、という思いを込めれば、答案へは自然と丁寧に書くようになります。実力をつけても、入試当日の答案で減点、ということにならないよう最後まで油断禁物です。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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