2023年7月24日 カテゴリー:お役立ち情報
読書感想文の書き方①
夏休みが始まりました。夏休みの課題でみなさんが一番苦手としているのが「読書感想文」ではないでしょうか。本は読んだけれども、どのように書いたら良いのかわからない、ということが多いです。苦手な人は、まずは次のように進めてみましょう。
◆次の4つのポイントをメモしながら読む
①読んだ本に関する情報
・この本を選んだ理由:友達に薦められた、題名がおもしろそうなど
・この本を読む前の印象:科学について書かれていると思った、冒険の本だと思ったなど
・この本の内容:5W1Hを使って簡単にまとめる
②心を動かされた内容
・この本を読んで、新しく知ったこと、気付いたこと
・感動した場面や印象に残った場面、疑問に思ったところとその理由
・好きな登場人物やその場面。反対に嫌いな登場人物や場面とその理由
③本を読んだ後の感想や意見
・本を読み終わった後、どう思ったのか
・本を読んで自分の考えが変わったところ
④さらに深く掘り下げる
・同じような経験をしたことがあると感じたところはあるか。それはどんな経験だったか。
・もし自分が主人公だったら、どうしたと思うか。それはなぜか。
・作者が言いたかったことは何か。それに対して自分はどう思うか。
大事なのは、本を読み終わってから感想文を考えるのではなく、読み進めながら、上記のポイントにあてはまるところをメモしたり、付箋をページにはさんでおくとよいでしょう。次回は、読書感想文を実際に書くにあたっての「構成」についてお話します。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹