2023年6月7日 カテゴリー:大学受験
「情報Ⅰ」の入試科目
現高校2年生より「情報Ⅰ」の入試科目が、大学入学共通テストで文系理系関係なく必須化となります。果たして「情報Ⅰ」の入試問題とはどのようなものでしょうか。大学入試センターのHPには、サンプル問題が出されています。
第1問では、インターネット関連に対する用語の知識を問う問題や二進法に関する計算知識が問われています。
第2問では、プログラミング言語の書き方やアルゴリズムなどが出題されています。条件式や変数、くりかえし命令の理解が必要となってきます。
第3問では、散布図と相関係数から二変数間の関係を読み取ったり、図や表からの値を読み取って計算する問題、正誤判断の問題などが出されています。
これらのことをふまえ、今後どのように取り組んでいけばよいのでしょうか。基本は、まず教科書内容の理解です。
用語については、かなり数多くの用語が出てきます。その用語が何を意味しているのかをしっかりと押さえる必要があります。またプログラミングについては、どのようなアルゴリズムがあるのか、それをプログラミングのきまりに従って再現できるようにすることが重要です。特に示されたアルゴリズムがどのように動くのかを読み解き、例示されたプログラミング表記の沿って表す力が必要です。データ分析については、箱ひげ図や散布図などが数学Ⅰと関連している部分が多くある為、こちらも数学の教科書や問題集で演習しておきましょう。
参考資料:独立行政法人 大学入試センターHPより
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹