以前、「小学生のノートの重要性について」お話をしました。今回は、それに関する続編です。
そもそも、ノートをとる目的は、授業の内容を頭に入れたことを確認するためです。ノートを見返したときに、授業中に先生が説明したことや、重要なポイントがしっかりと思い出すことができるかが大事です。これまで多くの生徒のノートを見てきた中で、良いノートには共通点があります。
①日付、テキスト名、ページが書かれている。いつ何をどう書いたのかが、ノートを見返したときにはっきりとわかります。
②授業内にスピーディーに書けている。丁寧に書くことよりも、ポイントを書き忘れたりしないように素早く書くことが重要です。
③文字の大きさが揃っている。バランスがとれているため、見返しても内容がすぐに入ってきます。
④先生の口頭での説明もノートに書いている。黒板などの内容以外にも、口頭で説明したことに重要なことが多くあります。それらについてもしっかりとノートできていると、重要ポイントに肉付けができます。
⑤図や矢印などが多く使われている。文字ばかりでなく一目で分かるような記号などを使うと見易さが倍増します。
⑥ノートの行間をあけている。行をビッチリとつめて書くと、後から重要なことを書き加えることもできません。また、見た目も読みづらいです。ノートは贅沢に使いましょう。
ノートは世界で1冊の自分のためだけの参考書です。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹