さなる個別@will CGP - 神奈川県・横浜市の個別指導塾

おまもりナビ

2023年2月6日 カテゴリー:中学受験生活面

中学入試と習い事

 2023年度の中学入試もほぼ終了しました。これまで一生懸命頑張ってきた小学6年生。第一志望校合格を勝ち取ることができた生徒も、そうでない生徒もこの中学受験という一生に一回しかない貴重な経験を通じて、大きく成長をしていって欲しいと思います。

中学入試を希望する生徒は、年々増加の傾向にありますが、その中で同時に習い事をしている生徒の割合もかなりあります。野球やサッカーのクラブチームに入ったり、ピアノ、習字、英会話や水泳など、最近ではプログラミングを小学生のうちから、という家庭も増えています。さて、これらの習い事と中学入試の勉強との両立は可能でしょうか。

私の考えは、あたり前かもしれませんが、習い事の内容と本人の性格によって異なる、というものです。

受験勉強以外の習い事は、子どもの長所を伸ばしたり得意な分野を創りだしたりします。また、両親や祖父母の応援もあったりすることで、本人も意欲的に取り組みます。しかし、習い事をしながら中学受験対策をしていくのは、実際大変です。塾の宿題や模試に参加したり、授業の復習にも時間を割かねばなりません。そうなると、習い事があることで、宿題ができなくなったり、習い事も休みがちになる、ということも出てきます。

私の考えは、習い事が週1~2回程度、その習い事が子どもの気分転換や受験勉強の励みにもなる、ということであれば、両立して取り組むことができると思います。反対に習い事も勉強も中途半端、ということであれば、中学受験が終わるまでその習い事は一旦お休みして、受験が終わってから再開する、というようにした方が賢明です。特にスポーツ系のものは、体力的にも厳しかったりすると、疲れがたまることで勉強に集中できなくなることも多いです。

また、複数の習い事をしているのであれば、どれかひとつの負担の少ないものに絞る、という選択もあります。

どちらも両立して充実させたい、という親の気持ちもわかりますが、中途半端で受験が終わって後悔する、というようなことだけは避けたいですね。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

Pocket

ページの先頭へ戻る