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2022年12月22日 カテゴリー:大学受験勉強法

文系科目と理系科目の勉強法

 高校3年生の大学入試も秒読み段階になりました。高校1年生2年生もあと2年、1年で受験がやってきます。今回は、文系(英語・現代文・古文)と理系(数学・物理・化学など)の問題集をどのように進めていくかという点についてお話しします。

英語・現代文・古文に共通しているのは、初見の問題文が与えられ、それに対して設問があるという形です。つまり、いろいろなジャンルの文章が問題として出てくるわけですから、勉強の仕方としては、たくさんの問題を数多く解く、ということが必要です。自分の得意な分野だけでなく、あらゆるテーマを題材にした文章を演習することで、だんだんと対応力がついてきます。高校1・2年生ならば、いきなり過去問の様な文章量の多いものを解くのではなく、英語であれば300語~400語程度のもの、現代文であれば2ページ程度の文章量の問題から始め、徐々に量とレベルを上げていくようにすると良いでしょう。

反対に数学や物理・化学などの理系科目であれば、あちこちの問題集に手を付けるのではなく、1~2冊の問題集を繰り返し解くようにするのが効果的です。理系科目は、まずは解法をしっかりとマスターするところから始まります。学校の先生や塾の先生に薦めてもらった問題集を繰り返し解きましよう。その後、その問題集の解法がマスターできたら、別の問題集や過去問等に移りましょう。そのため、理系の問題集はどの問題集を選ぶかが重要になります。先ほども申し上げましたが、信頼できる先生から適切なアドバイスをもらうようにしましょう。

まとめると、文系理系も自分に合った問題集選びが重要です。志望大学の偏差値が高いからといって、今の自分の実力とかけ離れたレベルの問題集をいきなりやっても力はなかなかつきません。書店に行くと色々な種類のものが陳列されています。新しい問題集を購入する前に、まずは学校の傍用問題集(サブテキスト)をしっかりとやりこむところから始めましょう。高1・2で学習する内容が、大学受験の試験範囲でもあります。学校の教科書や問題集のレベルをマスターするところからスタートです。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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