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おまもりナビ

2022年11月14日 カテゴリー:勉強法

音読のすすめ

 小学校の国語の宿題で、漢字練習とともに良く出されるものが、「教科書の音読」です。毎回保護者の前で教科書を音読し、できたら印を押す、といったことはみなさんも経験があると思います。

しかし、この音読は、中学生になるとパタッと出されなくなります。あるとすれば、枕草子や平家物語などを暗記する宿題くらいではないでしょうか。

実はこの音読は、非常に学習効果が高いのです。科目も国語だけでなく英語についても効果は絶大です。文章内容を理解するときに、黙読だけをしている人が多いと思います。しかし、学習するときには、色々な感覚を使うと「記憶」に残りやすいのは言わずもがなです。よって、国語も英語も文章を「目」で追いながら、「声」を出し、「耳」で確認する、ということは、黙読の3倍の感覚を使用して学習しているということになります。英語の単語も目で追っているだけでは、なかなか頭に入りません。声に出すと意外と普段から耳にする単語だったりするものです。

音読は、小学生がやるもの、と考えず、大学入試の英語の長文なども音読をすることで理解が深まります。さらに、大学入学共通テストでは、リスニングもリーディングと同等の配点になっています。リスニングの力をつける為にも、音読学習を是非おすすめします。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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