高1の高校生活スタートから3カ月近くが経ち、中間テストも一段落。そろそろ夏休みも見えてきました。この時期から考えておかなければならないのが、「文系・理系の選択」です。この時期、多くの高校1年生が将来の進路を決めきれないのが現実です。しかし、2年生の履修科目も考えておかねばならないため、文理の選択は避けて通れません。
①好きな科目で考える
「好きこそものの上手なれ」ではないですが、好きなことには誰しも夢中になれるはずです。好きな教科・科目・分野で方向性を考えてみるのがお奨めです。
②文系・理系は決まっているが、苦手科目がある
文系に決めているけれど古文が苦手、理系に進みたいけど数学が苦手、などの悩みがある人も多いと思います。
「苦手科目 < やりたいこと」です。
苦手な科目があっても、将来の夢や目指したいことがはっきりしているならば、やりたいことを優先する方が悔いは残りません。夢や目標のためにしっかりと苦手科目も克服する、こういったこともきっとできるはずです。
③オープンキャンパスへの参加
「百聞は一見に如かず」です。実際に大学を見学し、模擬授業を受けたりすることで、将来の進路をはっきりとさせましょう。部活で忙しい人も、この夏休みがチャンスです。大学のホームページなどで日程や内容を事前に調べ、予約が必要な場合もありますので、早めに動くようにしましょう。頭の中であれこれ考えたり想像しても、結論は出ません。行動に移すことが大切です。
将来のことはまだまだ先のこと、と考えずに「大学受験は3年間の集大成」でもあります。今できることをどんどん行動に移しましょう。わからないことや相談は、進路指導の先生や塾の先生に質問しましょう。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹