志望校はいつ頃決める?
CGパーソナルには、中学受験・高校受験・大学受験の全ての受験生が通っています。その中で最も多い相談が志望校に関することです。また、いつまでに志望校を決めたらよいか、という相談も非常に多いです。
ではいつ頃志望校を決めれば良いのでしょうか。
全ての受験に共通して言えることは、
「志望校の決定は、早ければ早いほど良い」
ということです。
以前、「目標」を決めるのは、山登りで登る山を決めることに例えてお話ししました。志望校を決めることも目標決定同様「どの山に登るのか」と全く一緒です。具体的な志望校は、山の高さであり、山の険しさでもあります。
早めに「志望校=山の高さ」がわかっていれば、自分はどこまで登ればよいか、という頂上も見えてきます。また、今自分の位置は、○合目にいるから、あと残りの期間、どういったペースで頂上まで登っていけばよいか、ということもわかります。険しい山であれば、事前の準備(勉強量や教材など)も十分にしなければなりません。さらに、ライバルよりも早めに山に登り始めることができれば、余裕を持って頂上を目指すこともできます。
志望校を決める際には、自分には偏差値が高すぎるから無理、などと思わず、その学校(大学)に進学して充実した学校(大学)生活をイメージできる志望校を選ぶことです。絶対にその志望校に合格したい、という気持ちがあれば、一生懸命合格に向けて頑張ることもできるはずです。最初から諦めず、まずは志望校合格に向けて一歩を踏み出すこと、登り始めることです。
そのためには、これも以前ご紹介しましたが、学校説明会やオープンキャンパスに足を運びましょう。ホームページやパンフレットだけでなく、具体的に学校や先生・生徒、授業内容や部活などを見学することで、自分の将来のイメージもわいてきます。この学校に行けるといいなあ、というレベルでも構いません。
また、今決めた志望校は、受験に向けて頑張っていく中で変更しても大丈夫です。複数の学校を見学しているうちに他の学校の良さがわかった、自分の実力が伸びたからワンランク上の学校にチャレンジしたい、など志望校は変化していくのが普通でもあります。
志望校を決めるのは「受験生になってから」でなく、この夏は是非具体的に志望校を考える機会にしていただきたいですね。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹