新年がスタートし、今年の目標を立てた方が大勢いらっしゃると思います。
まず、その前に昨年の目標はどうでしたか。昨年一年を振り返り、達成できたかできなかったか、きちんと検証してみましょう。見事達成できた人は、達成できた要因は何だったか、そのことは次の目標にどうつなげていくかを考えてみてください。反対に達成できなかった人は、なぜ達成できなかったのかの原因を振り返り、ではどうすれば目標達成することができたのか、どう改善しなければならなかったのかを考えて次の目標につなげてください。
また、達成できなかった目標は、あまりにも実現不可能な高すぎるものでなかったか、ということも考える必要があります。
ではどのようにして目標を立てるのが良いのでしょうか。
ポイント①:実行実現性があり適切な目標かどうか
⇒自分の力で成し遂げることができる目標を立てましょう。目標の大きさやレベルが適切であり、自分自身でコントロールできるかどうかも重要です。
ポイント②:期限を決める
⇒いつまでに達成するのか期限を明確にしましょう。そうしないといつまでも後回しにしてしまうことになりかねません。「○月△日まで」というような日付で決めると良いです。
ポイント③:具体的な数字を用いる
⇒ただ頑張る、一生懸命やる、というのではなく、数字を用いましょう。学年○位、内申○点、英語○点など。目標に数字を入れると達成できたかできなかったかが明確にわかります。
ポイント④:肯定的な表現にする
⇒「~しない」「~をやめる」という否定的な表現ではなく、「~する」「~を達成する」というような決意を含んだ肯定的な目標を立てましょう。
目標を立てるときにもう一つ重要なことは、達成のための具体的な行動を書き加えることです。目標達成には日々どのような行動を積み重ねていくことが必要か、具体的な行動を示すことです。例えば、「1日3時間机に向かう」「毎日○ページ問題集を解く」など。目標が絵に描いた餅にならないようにしましょう。
このように立てた目標が、しっかり達成できるようにするためにも、自分自身を常に奮い立たせるような言葉や絵(写真)などをいつも目につくようなところに貼っておくのも効果的です。
目標達成に一歩一歩前進していくことで、今年一年がみなさんにとって充実した良い年となるよう願っています。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹