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おまもりナビ

2021年12月25日 カテゴリー:生活面子育て

失敗から学ぶこと

 「人生は失敗しない方がいい」と誰もが思っています。でも失敗から多くのことを学ぶことも大人である我々は知っています。

例えば、アニメの世界を目指したいといって専門学校に進学したとしても、大変に厳しい世界ですから、なかなか思う様にいかないかもしれません。しかし、自分自身で選んでたとえ間違っていたとしても、本人が「間違っていた」と気づけば、それも経験になります。

そこで気をつけたいのは、周囲の大人が「だからアニメなんてダメだと言ったじゃないの」と言うことです。大人が「失敗を恐れるな」というのであれば、失敗させるのも良い経験になります。親がダメと言っても本人がやりたいのであれば、やらせてみて、応援すべきです。我慢して見守って、それで失敗した時、「よく頑張ったね、じゃあ次どうする?」と手を差し伸べる余裕があればよいのです。そう言われたら失敗した本人はどれだけ救われるでしょうか。

一般的には「最良」とされる選択肢をしたとしても、それを生かさなければ、その選択肢は悪かったことになってしまいます。逆に「不利」と言われる選択肢を選んだとしても、それを最大限生かせれば、結果的に最善の選択をしたことになります。

要するに人生における「決断」の良し悪しは、決断した時に決まるのではなく、決断した後に決まるのです。自分の決断を最後に「正解」とできる力こそが、「正解のない時代」に自ら「正解を作り出す力」になるはずです。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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