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おまもりナビ

2021年9月6日 カテゴリー:勉強法お役立ち情報

定期テスト高得点のために①

 9月に入りました。各学校でも定期テストが行われます。これから4回にわたって、「定期テストで高得点をGETするための4つのポイント」を紹介していきます。これらのことは、私が教室で入塾前に行っている「無料学習相談」で中高生に向けてお話ししていることです。

この4つのポイントは、学校での授業のノートの取り方や、自宅学習方法についてになります。なぜこの話をするかというと、週1回塾に通った場合、CGパーソナルは1回の授業は80分ですが、1週間の時間(24時間×60分×7日=10080分)のうちの塾の1回だけの勉強時間は、1週間の中でわずか0.79%にしか過ぎないからです。塾の授業だけ一生懸命受講しても、他の時間を有効に過ごしていなければ、成績やテストの点数アップはなかなか望めません。

つまり、塾以外の勉強の仕方を改善しましょう、ということです。この方法は、「効率的に成績を上げられる」方法でもあります。このやり方で成績向上した生徒が数多くいます。例えば、高校入学時に下から3番目の成績だった人が、半年後に学年2位までになったという人もいます。さあ、みなさんも是非実践しましょう!

◆ポイント①:今日、学校の授業で勉強した内容は、その日のうちに復習する」

定期テストは、試験範囲の期間に学校の授業で習った内容がどれだけできるようになったか、どれだけ覚えているか、という「確認テスト」でもあります。しかし、みなさんはどのようにテスト勉強をしていますか?テスト1週間前に、試験範囲や日程が出てから取り組んだりしていませんか?はっきり言いますが、それでは遅すぎます。

理由①:試験範囲である約2カ月のことは頭の中の記憶に残っていません。みんさんは2カ月前のことを覚えていますか?さらに、学校が2カ月かけて授業をしてきたことを、わずか1週間やそこらではすべてをカバーできません。
つまり、今日学校で100のことを学んだとしても、2カ月後には、ほとんどゼロになっているということです。そうなると1日分の100のことを2カ月分、1週間でやるというのは不可能です。

理由②:定期テストの試験範囲は、定期テストの範囲だけではありません。中学生は高校受験、高校生は大学受験の試験範囲でもあります。しっかりと定着できる方法で学習を進める必要があります。テスト直前に短時間で学習したことは、テストが終わると短時間で忘れてしまいます。そうなると、受験学年になってからまた1年生の内容から取り組んでいかねばならない、ということになってしまいます。

では具体的な方法とは、どのようなことでしょうか。例えば数学ならば、授業中に解いた同じ問題を途中式や答えを隠してもう一度解いてみる。そうすると1~2問は間違っていることが多いです。これが今日の自分自身の弱点です。1日であればこの位の量で済みますが、2カ月放置したらどうなるでしょうか?英語ならば、教科書本文の今日進んだ分を「英語⇔日本語」が自由自在にできるように練習する。そうすれば、単語、熟語、重要構文、ストーリーなど全て押さえられます。

このように、まずは学校で授業があった科目は、その日のうちに家庭学習で復習をする習慣をつけましょう。部活や習い事で時間がなかなか取れない、という人は、教科書やノートを開いて、今日の授業を頭の中で再現してみましょう。そしてノートの重要箇所にマーカーを引く、ということも効果的です。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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