「後悔」には二通りあります。
一つ目は、「しなければよかった」という後悔です。
例えば、「アイスクリームを食べ過ぎて、おなかをこわしてしまった。あんなにたくさんアイスクリームを食べなければよかった」「夜更かしをしてしまって、朝なかなか起きられずに学校を遅刻してしまった。夜更かしなんかしなければよかった」などというものです。
みなさんは、今までにこのような「後悔」はありませんでしたか?こういう「後悔」は、今後二度としないように生かすことができます。もう二度としなければよいのです。
もう一つの「後悔」は、「しておけばよかった」という後悔です。
テストのときに「あの問題をもう少しやっておけばよかった」、夏休みが終わる間際にまだ夏休みの宿題が終わっていなくて、「もっと早くから宿題をやっておけばよかった」というような後悔です。
この「後悔」はタイムマシンに乗って時間を戻ることでもしないと、やり直すことはできません。ですから、できるだけこのような「後悔」をしないように、普段からの意識や行動を見直す必要があります。
人間は、瞬間瞬間の一秒しか使うことはできません。昨日の一秒も明日の一秒も使うことはできません。今日の今の一瞬を無駄にすることなく、後から「後悔」することなく、完全燃焼したいものです。
私の好きな言葉として、「一日一生」があります。その日の一日で一生を終えるつもりで、一生懸命全力で生きよう、という意味です。
自分の人生の主役は、自分自身です。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹