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おまもりナビ

2021年8月4日 カテゴリー:勉強法生活面お役立ち情報

成果を「出せる」、「出せない」の差

長年、いろいろなお子様の指導にあたってきました。塾では頑張っているのに、なかなか成果の出せないお子さんと、しっかりと成果を出せているお子さんがいらっしゃいます。どこにその違いがあるのでしょうか。

◆成果の出せないお子さんの特徴

①忘れ物が多い

 テキストやノート、筆記用具などを忘れるとそれだけで勉強する環境が整いません。また、宿題をやってこなかったり、学校からのお便りを出し忘れたり、などきちんと自己管理ができていないことが挙げられます。

②嫌なことを先送りにする

 宿題やテスト勉強など、すべきことをしっかりと計画的やっているかどうかです。テスト直前にしか勉強をしない、夏休みの宿題はギリギリになってやる、という「いやなことを先送りにする」という習慣が原因です。

③「時間がない」が口癖

 「時間がない」から勉強ができないと言うお子さんの多くは、時間の使い方に問題があります。どこかに時間の使い方の無駄が必ずあります。

④休日は寝ていたい、生活習慣が乱れている

 たまの休みぐらい寝ていたい、という気持ちも分かりますが、使える時間は限られています。朝、自分で起きられない(いつも親に起こされている)原因のひとつとして、生活習慣が乱れていることが多いです。

◆しっかりと成果を出しているお子さんの特徴

①メモをする習慣がある

 忘れ物をしないためには、ワーキングメモリの中でも予測的な記憶が重要となります。大人の社会でも同じですが、「~するのを忘れない」という意識づけにも、メモをするという形に落とし込むことが大切です。

②後回しにせず、すぐにやる

 「しなければならないこと」「嫌なこと」も積極的にやるのも大切な習慣です。いつかはやらねばならないわけですから、「いつやるか、今でしょ」ではないですが、すぐに手を付けることが効率的学習の重要ポイントです。

③期日を決め、逆算して少しずつやる

 例えば、2週間後に20ページの課題提出があれば、「20ページ÷14日=1.43」で1日に1ページ半で終わります。無理のない分量を期日から逆算して行いましょう。

④学習環境を整える

 宿題に取り組もう、と思ってもついつい遊んでしまったり、スマホに手が伸びたりしてしまったりすることはよくあります。勉強する視野から遊び道具やスマホを遠ざけたり、塾の自習室などを利用して、学習に最適な環境づくりをしましょう。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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