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2025年03月13日
【スペシャルコンテンツ】さなる個別@will|中学受験合格ストーリー公開中

さなる個別@will|中学受験合格ストーリー

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さなる個別@will 中学受験教務責任者 伊田徳之

小学6年生からの挑戦──ゼロからの中学受験

「九九ができない」「分数・小数が苦手」それでも中学受験に挑むことができるのか?
「理系に特化したあの学校に行きたい」―。そんな彼と出会ったのは、小学6年生の春。他塾で1年間中学受験対策をしていたものの、基礎学力が十分ではなく、私は頭を抱えました。とはいえ、彼の「あの学校に行きたい」という強い思いを受け止め、まずは学力の総点検からスタートしました。
しかし、学力よりも大きな課題がありました。それは自己肯定感の低さ。彼の口癖は「どうせ僕なんか……」。そんな彼の心をほぐすために、私は自分の中学受験の失敗談を話しました。次第に彼も心を開き、自分のことを語るようになりました。「推しの話」で盛り上がることも。こうして信頼関係を築きながら、中学受験への道が始まりました。

「先生の言うことなら頑張れる!」──個別指導だからできる伴走

受験勉強は塾だけでは成立しません。家庭学習や自習が重要になります。そこで彼には「毎日4時間の塾での自習」「家庭学習の明確なルーティン」を課しました。「何を・どのくらい・どんな順番でやるか」を細かく決め、一つずつクリアしていくことで、彼は少しずつ自信をつけていきました。
とはいえ、家庭では苦労もありました。時には癇癪を起こし、お母さんから悲鳴に近い電話がかかってくることも。そんなときは、お母さんとも連携し、励まし合いながら進んでいきました。「先生が言うなら頑張れる!」──そう言ってくれた彼の言葉が、今でも忘れられません。

偏差値35から52へ──「ケーキが食べたい!」が教えてくれた成長

努力は確実に実を結びました。9月の模試で、彼の偏差値は35から52に急上昇。科目によっては18ポイントの伸びを見せ、私も驚くほどの成長でした。
何より嬉しかったのは、彼自身の変化でした。模試の結果を見て「ケーキを買ってほしい」とお母さんにリクエストしたのです。それも、一番高い「シャインマスカットのケーキ」。自己肯定感の低かった彼が、自分の成果を誇らしく思い、初めてご褒美をおねだり。お母さんも「こんなに自己主張できるようになったの?」と感動されていました。
お母さんはこうもおっしゃいました。「もし第一志望に合格できなくても、この成長だけで受験の価値があった」と。しかし、私は「いや、まだ半年あります。一緒に合格の涙を流しましょう」と伝えました。

合格発表──「先生、次、合格する!」

迎えた2月1日。第一志望の1回目の入試結果は「不合格」でした。私は彼に何と言葉をかければいいのか、悩みました。しかし、彼は教室に来るなりこう言いました。「明日のために頑張りたいのでお願いします」。そして、「先生、次、合格する」と。その強い眼差しに、私は圧倒されました。
そして、2日目の試験で見事合格。彼の成長は、学力だけでなく、精神面でも大きな飛躍を遂げていました。
後日、彼とお母さんが新しい制服を着て教室を訪れ「中学生になってもよろしくお願いします」と笑顔で話してくれました。さなる個別@willの受験指導は「合格がゴール」ではなく、その先の未来まで見据えた指導。だからこそ、こんなにも成長を感じられるのです。

今年もまた、多くの生徒との出会いが待っています。一人ひとり異なる、自分だけの受験ストーリーを、私たちは全力で支えていきます。

 

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