書ける感動をトレーニングで
はじめから作文が上手な子どもはなかなかいません。苦手意識を持つ多くの子は、「文章の構成」と「何を書いたら良いのかわからない」といった点で悩んでいます。しかし、適切な時期に適切な指導を行うことで、その学年以上のレベルの高い文章が書けるようになるのもまた事実です。「作文の力」では、そうした一人ひとりが持つ苦手意識を克服し、文章の書き方を個別に指導することで作文の上達を目指します。まずは“書くこと”に慣れさせると同時に、美しい文字の書き方を指導し、語彙力や発想力を伸ばしていきます。受講生が書いた作文は、教師1×生徒2の個別指導で丁寧に添削し、到達度を確認しながらステップアップを目指します。
作文力を伸ばす4つのステップ
Step1|言葉の力を伸ばす!語彙力レッスン
朗読音声を聴きながら読書をすることで、自然と文章に慣れさせます。物語を読み終えた後は、ワークを使って言葉や語句に関する問題を解き、語彙力を身につけるトレーニングを行います。
Step2|文字をきれいに書く!書写レッスン
作文では、“丁寧できれいな字を書くこと”も重要。小学生のうちから正しい字の書き方を身につけさせるため、お手本を元に、集中して丁寧に文字を書くトレーニングを行います。
Step3|作文の基礎を学ぶ!短い文章を書いてみよう。
専用のテキストを使い、短い文章を正しく書くトレーニングを行います。主述のつながりや助詞の使い方などを習得しながら、段階的に少しずつステップアップ。進級とともにより深い内容となっていきます。
Step4|作文力アップ!テーマに即して書いてみよう。
学年や習得度に合わせたテーマを設定し、実際に100~200字程度の作文を書くトレーニングを行います。テーマは、日常の出来事や時事問題などさまざま。完成した作文は、「学習報告書」として自宅に持ち帰ります。
読書ワーク
良書を読んだ後、それを語彙力や読解力の強化につなげていくためのワークです。
書き方練習プリント
ガイドを使って平仮名・カタカナ・漢字の書き方のポイントやコツを教え、丁寧にきれいな文字を書くことを意識させます。
作文じゃんぷ
作文を完成させるための表現を考えて書くことで発想力や文章構成力を鍛えます。
学習報告書
毎回の授業の終了時に、生徒自身が「学習報告書」を記入します。感想を書く部分は原稿用紙の形式になっており、伝えたいことを制限字数内でまとめる作文トレーニングとしても有効です。